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       今までの記憶のかけらの残像です。    小さすぎる私の心のシャッターですが、、、。

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2011年2月11日 (金)

肉食系の集まりです!さあ、みなさん!

昨晩に接待で手伝いした褒美に頂いた鹿肉は曲者でした。やんわりと進むと見た鹿の筋肉の除去は容易でなかった。やはり、解体が上手く出来ない。想像できるでしょうが、やはり、寒い台所では、手がかじかんで作業が進まない。猛烈な冷たさが拒む。とうに、左指は完全に麻痺状態。
なにせ、ここに運ぶ迄のつい先程まで冷蔵庫に閉まってあったのだから当然な訳で。

今回の頂いたモモ肉は新鮮な色具合で、尚且つ肉香もすこぶる美味そうだ。いや、問題が一つあって気になる事があるのだ。
それは何かと説明すると、端に今は、肉状態が極端に冷えてるせいで、肉の臭気は鼻先まで上らないだけなのだ。 「やばいな。」やがて温まると強烈になる。

そうならない様に急いで事を運ぶ必要があって、又しても、お呼びがこの私めに、、、。

左手で赤茶色の肉をしっかりと押さえ、菜切り包丁の切れない刃先を筋と皮膜の間に滑り込ます。  贅沢はいえないな、、、。
そんなでも、つーと、そがれつつ、静かに切れていく肉の状態はとても美しい光景なのだ。

調理師学校の経験が思い出される。何かというと、鶏肉を解体しすぎて悪夢を見る精神
状態におちた。

誰もいない非常階段の1階の真下で、僕は人が誰もいない事を確認
して左手で自分の頭のてっぺんの髪の毛を鷲掴みした。

何故か右手には刃先が極端に短い解体包丁を握ぎってた。髪の毛を「ずーん」と天井
まで突き出すように持ち上げる。「何してるの?」僕は聞いた。
かなりつっぱった頬の横を何故か右手の包丁を持つ手が視界にはいった。

その刹那に体中の神経が首に集まるのがわかった。と同時に冷たい金属の感触が
嫌な音を立てて止まった。  「ガリガリっ」   手が止まらない。「ガリガリ」 ああ!
2度3度右手が回転して間接の隙間を探してる。「うっ!」 頬が吊り上げられて、皮膚が
つっぱる!「あい~っ!」物凄い自声を聞いた。ああ、夢の中だ。

調理で解体する鶏の数は無数だ。こなす数の分だけ右手は冴え渡る。上達する。
「あっ!」目が覚めている自分に問いかける得たいの知れない罪悪感が駆け巡る。

静粛な空間。無数の目が取り囲んでる。汗が肌を温めてる。「くうー。」声にならない。

その凄惨な経験が頭からこぼれ出してる。思わずうずくまりたくなる。

しーんと静かな台所で肉に問いかけた。僕には必要な儀式だ。何十年もこんな感じさ!

それなのに鹿肉は高貴だ。ただ、黙っては切られない覚悟のようだ。

その証拠に、まだ 私の手に収まっても暴れていやいやしてる。「くそ!」 「えっ?」 声。

Fruitveg_bananas

時々こうなる。このバタつき加減が獣の正体だ。「もののけ姫」思い出す。

それの説明は今はしない。勉強すれば日本人の素性も鑑みれる。

多分、美味しい肉は老齢の口に収まった。昨年末の肉の味を忘れさせなかった。末路だ。

老いて行くと無性に魂の補充に邁進するこの御時世だ。肉食系などという、おもわず、

吐き気を催すタイプも増えるばかりだ。節操。その意味は考えなければ理解出来ない。

ただ端に喉を通らせて、やり過ごすだけでは殺生は留まる処を見い出せない。

摂取する肉種で生き方を取り込まれた時代はとうの昔のこと。

健康で病気もせず生きていく為に、鳥豚牛の細々した持て囃され方の現状に何があるの ?

まして、増えすぎた鹿を間引くために、オオカミを放そうなんて言い出す奴までいる。

怖い物知らず。まさにそれだ。目に余ると人は何処からか手をつけて間引く。

可哀相なのは、だいたいそんな奴が先に手にナイフを握らされる。

あ!今の俺?無数の目が笑ってる。

「今度はおれなの?」 

「出来たあ~?」 、、、、、。「はああ~いい!」

お元気さん達が大勢でやって来た。賑やかでいい事だ。

「あ!お元気でした~?」 「久しぶりですねえ~!」

-      皺が消えてるっ!   -

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