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       今までの記憶のかけらの残像です。    小さすぎる私の心のシャッターですが、、、。

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2012年8月 9日 (木)

「母、子守唄、そして、、、」

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うつくしいあなたが私に作ってくださった5月18日。

その日が私のお誕生日になりました。

あなたのお父様にちなんだ名前でしょうか、、。

それが理由で同じ名前のような気がします。

わたし、ちゃこ。はその日に生まれました。

あなたにとても大事にされましたが、何か理由があって遠い地に父と私は貴方を後に残し

て旅にたったのでした。

あなたのおうちの匂い、お部屋の明かりの加減、、あなた以外の人々の声、、、

そうした僅かに記憶に残る小さなかけらたち、、。

そこには何よりも輝く思い出がありました。

今もちゃこには、あなたに愛され大事にされた思い出があります。

その日が何曜日かは忘れましたが、今でも、ハッキリとあったことだけは忘れませんよ。

その日は父が部屋の片隅で電話を抱えて嬉々として時計の針を目で追っていました。

そして父は細い目を輝かせて、誰からかの電話が鳴るその瞬間を待っていました。

「りり~ん!」・・・電話の呼び鈴が鳴り響く片田舎の夜の風景です。

「ほらっきたっ!」

あの時の父の喜ぶ顔をあなたにも一度だけ見せたかったです。

その父を見守るあの母と姉妹は呆れながら笑ってその光景を見守っています。

誰よりも待ち焦がれた父もあなたと会話を幾つか交わして私を電話に誘いました。

「とおるっ!」急かします。父です。

「徹くんですか、元気ですか。」  徹は幼いとおるでありました。

私は「はい。」だけを伝えますよ、それはいつものことです。

あの事はただ単に、東京近郊に住んでいる私の叔母の要望としか

説明されていないんです、、。

お母さん気が付かなくてごめんなさい。

その時の声は、いまこの年齢になっても忘れたことがありません。

で、今日は5月19日でした。今日は無事に終わりましたか?

あの場所に行きたかったんですよ、是非とも行きたかった。本当です。

今はもうちっとも怖くなんかは無いです。不思議な感情だけです。

いいえ、実は少しは怖くもありました。

今回もやるせないか、無理してでも行けませんでした。

が、あなたの私に寄せる不思議な、独特な優しい気配はいつも感じています。

で、大事な人と何故かまた喧嘩をしたりしてました。

そう思いながら、とりまく現実の出来事に、繰り返す同じ失敗にこりもせずに、

気ままに向かい合う日々です。

そう思う反面、あなたとの事もこの世で私の中に沸き起こる妄想や空想であると、

いつか消えゆき忘れ去る夢の中の出来事であるようにと願うのです。

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心に湧く思いを伝えようにも、やはりは手の届かない世界のものだと諦めるのです。

ですからね、、

こうして願うのは、それがいつまでも夢のなかの出来事であって欲しいと思うことです。

それに伴う喜びと悲しみ。寂しさは何を埋めてくれると私は思ってるのでしょうか。

そうした日々の中でただ一つだけ約束が出来ることがあるとすれば、

私はあなたの優しい声をけっして忘れないということです。

これだけは絶対に断言出来ますし、お約束します。

あの幼い頃、あなたの求めに応じ、何も知らない幼い私の声をもまた忘れないでね、、。

あれからはるかな時間が流れましたね、、。

今は私の大事な人と交わす言葉の数々、、

「はあーい。」私の声を覚えていますか?今も同じ声を出せます。

いい年をしてなんですが、自分で言うのも変ですが、私の声はとても女性的です。

あなたとそっくりな声真似も出来るんです。

私はそのことを知らずにあの歌をよく歌っていました。

今思えば貴方からの何かの力を無意識のうちに感じていたようです。

幼いのになんどもなんども悲しいほどに優しい歌声を真似ていましたよ。

それが今は不思議でたまりません。

どうしてだったのか今になって気がつくのです。その理由です。

きっとそれを必死で記憶を探ってたのです。

しかも、あなたのその声の音は生まれて間もない私が記憶に留めてた僅かな、、

あまりにも極小の塵のような不確かなものです。

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そうは言っても、今でもそれは記憶の中での小さな破片でしか有りません。

その歌を口にすることで貴方の声を愛おしみ、

蘇えさせる事で無くしかけた貴方の優しさを温もりを忘れないようにです、、。

流れる時間に忘れはて、貴方を憎む罪を神様は許してくれたのです。

そうして、今ではお電話の挨拶も深夜でなくなりましたね、、。

以前は明け方とか真夜中が多くて、なおかつ偶然に私が起きている時でした。

今は僕の声を静かに聞いていてくれるようになりましたね、、。

どうかまた、遠慮せずに声をかけてください。

そしてまた、「徹くんですか?」と優しい声で問いかけて下さい。

何度も何度も訪れてくれる日を心待ちにしております。

それと、まだまだ暑い日が多いのでお身体を大切にしてくださいね。

その笑顔を目の前にしてまた喜びあえる日がまた来ますようにお祈りします。

私は私ですが、貴方の子供であることは変わりありません。

そして僕も、無くしかけた自分の中の光を取り戻すべく頑張っています。

その栄えある日が9月に巡りますようにお祈りしています

お母さん、いつまでもお元気でいてくださいね。

子守唄聞きたいです。

徹。

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photo by chachaco

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