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       今までの記憶のかけらの残像です。    小さすぎる私の心のシャッターですが、、、。

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2012年11月29日 (木)

安い缶詰しか食べない猫。

Bandocanap

今日の夕方のこと、池袋のとある本屋さんに出かけた。

最近良く読んでいる角田光代さんの著書を探しに行った時のことだった。

それらを購入はしなかったのですが、付属のスターバックスで休憩しながら気になった

本を少しだけ読んで帰宅した。

電車のほうは東武東上線での人身事故で少しトラブルがあったのだということでしたが、

僕の乗る時分にはJRには影響はなかった。

いや御免なさい人身事故は人身事故。

その帰りの少し前の時間にはデパ地下の食品売場にいた。

であれこれ散策して美味しい物があれば買いたい気分だった。

貧乏癖で安いものを探そうと覗いたのは野菜売り場。

そこの次にだけれどやはり鮮魚売り場を見て回った。

そこではとくに皆が大好きなマグロがどれも新鮮で安くて驚いた。

けれど、興味をそそったのが切り身でなくて丸で売られていた魚だった。

新鮮で見事なスルメが4杯で680円とか、、

これまた大きな30cm近くあるカマスだとか、、

その中でも特に鯵が安かった。

遠目で見ても25cmはある大物が4匹で690円ほどだった。

ふつうなら一尾で600円はしそうなものだ。

あ、ブランド鯵だと3000円近いか、、。

もちろんお刺身で食べれる新鮮さで胴体も身幅も厚くてずっしりとして見えた。

うん。鯵刺ですか?どおですか?

僕なら大好きなアジフライにして食べたいなと思った。

僕の前に並んでいたお嬢さんたち二人は共同購入で2匹ずつお刺身にして頂いていた。

それを委託されたお魚屋さんの若いあんちゃんはテンパっていた。

そうでなくても忙しい時間帯に鯵をお刺身に仕上げるのは大変なのだ。

何でって?

小骨が厄介だ。そうした下処理が大変なのがお刺身だ。

手落ちがあったら苦情もあるだろうからトゲは抜いても手は抜けない。

そのヘトヘト感を言葉でお客様に必死で伝えようとするあんちゃんだけれど、

その若い、と一応いうておきますが40歳位のです。ケラケラ笑いながら我関せずでした。

そんなに大変かしら。

お里。今じゃ言わないか、、。笑うんじゃないよ。

安くて旨い魚を人にひと手間を掛けさせてどうするんだろう。

せめて笑顔を。

別々に仕立ててもらった上に各家庭に持ち帰って晩御飯かな、、と思ってたら、

一人がぼそっと呟いた。

「あ、御飯がないんだ」クスクスした。

「どうしよう」あまり気になっていないのにつぶやいたかんじ。

僕は購入は考えていなかったけど、鯵フライのサクサクを思い出して食べたくなった。

ちゃっかりその女性の後ろに並んだ。

でも綺麗だとかおもっての行動ではないから。

単に興味かなんかあったわけではなくてサクサクがね、、。

そこで感じた妙な印象に思った。

その勝手な初見は「食べ物不感症」なのではないかということになった。

言い草を勝手に作って勝手に思った。

僕は再度考えた。

あの人らはどうしても購入してお刺身を味わいたい、そう思って並んだに違いない。

その気持が未だあるのかなぐさみしたいだけなのか。

先に受け取った女性の手の上でパックの中で綺麗なお刺身がピチピチ動いていた。

活きがいいわけではない。

最も聞こえてきそうなのは魚のいたたまれない感じ。

「いやだよこのきゃくさん!」

相変わらず気持ちが冷たい僕だ。

すみません。

ごろごろ並んでる鯵を見て京都の五山送り火の文字をぼんやり思った。

そこの陳列台の氷に埋もれた鯵の顔が情けないと言っているかのよう。

魚がそんな事言うわけないけど、

「まったくひどいよ」

きっと魚は味わいがたいくつじょく感じてさ、、。

そんなんで眺めていたら僕の気持ちが病んでしまった。

いつものだろうからさ。

と思って見たら早くも鯵が瞬く間もなく鮮度を下げた。

その鯵の全部がめんたまが濁ってみえた。

ゲソ。ゲソ。

白山まで買って帰るぞっ。

ぜったいに晩飯は鯵フライになって一人ご飯のテーブルに並んだのに、、、

もやもやした妙な生臭さを嗅いでしまった様な。。

何にしたって不感症相手では事はつまらないものだし、、。

そんなわけで想像に思うような食欲をもなくしてその場を後にして帰宅した。

というわけでした。

きっと喜ぶだろうと、飼い猫に美味しい魚を買って焼いて食べさせようとした。

そうしたけれども猫は一切口にしない。

「ほらよっ」と、

愛猫に出した御飯のが高級魚でないかもしれないけれど見向きもしない。

猫達口にしないから美味しいもわからずだ。

匂いも駄目だろうか?

「じゃあ試しに、いいのか、こんなので」

一応賞味期限見る。

ねこまっしぐらだ、、。

それがいいのよと駆け寄るのがいつもの安い缶詰だ。

そういうことなのかなと考えた。

そういう事ってこういうこと。

「ニャ~」・・はだれ?

それが想像された。

「わたしすきじゃないのよこの魚」

「あなたたべなさいよ」

「おっ!あじじゃん」

「・・・・・・・」

「おまえさばいた?」

「えっ」

「まさかっ」

「しはんのよ」

「え?」

「えっまあいいか」

「うめえよ」

「・・・・・」

「あたしこっち」

「またかよ」

「・・・っさい!」

いいのいいの、、、。


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2012・11・25

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