フォトキューブ3D

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       今までの記憶のかけらの残像です。    小さすぎる私の心のシャッターですが、、、。

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2012年11月 2日 (金)

声がする、、それと笑顔。

あの頃の僕には信じられないけれど今は電話の向こうであなたの声がする。

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今、信じられないけれど、目の前にあなたの写真がある。

今日ね、無印で目覚まし時計を買ったんだよ。

いいよね?

必要だから。

この部屋で寝過ごすことなんか無くて安心。

そう言えばアレルギーだって、それ金木犀のせいだからって。

ついこの間まで香っていた植え込みのオレンジ色の花はとうに散った。

二日酔いみたいな雨だった。

        *

君、

ここに来るはずだから。

小さなドア開けて誰もいない人気の無さを感じながら階段を踏み外さないよに上がる。

すると小さな空間にはやはり僕の姿はない。

そのとき香るでしょうか。

ダマスカスローズの甘い香りです。

香るとき君は何を思うの。

それと気がつくのは多分きっと朝ご飯の食器洗いの洗剤の匂いかも。

僕は見つけれるかなって思うことあるのかな、。

あなたは何も付けない人だから、帰宅してもあなたの残り香は有りません。

僕はフローラルが好きで、その香りに何かを感じて心が癒される。

とうとうとする。

若い頃はNINA RICCIに。

最近すれ違うこともなくなった。

で、あなたはあなたの香りがする。

遥か彼方からみなもを旅してきたような潮騒のような香りがする。

それを思い切り鼻腔に閉じ込める瞬間がかけがえなくて。

今まで長い道を旅して歩いてきた君に涙特有のチクリとするよな香るものは今はない。

小さい可愛らしいきみの手には出会った頃から薔薇の残り香がたくさんした。

そんな匂いとしてだけでなく、君を感じるのは今は手の温もりだったりする。

あなたの指の間に僕の指がからまった時にあなたは何を感じたのだろう。

あれから随分季節はうつろっていた。

真夏には体温を閉じ込めれた冷たいシーツも思い出を洗うたびにあなたは消えていた。

もう11月なんだって思う。

今とうに深い季節にあることなんて思いたくないけれど秋なんだとも思う。

どうせならこの東京が豪雪で身動きの取れない僻地になればいいとも思う。

そんな一点で時間が止まったように静かな冬であってもいいような気がする。

走っている車が全部埋もれて、その間を駆けまわる子どもたちだけを見たいように思う。

この東京だけ冬眠してくれればいいのに。

その暖かさとあなたのいない冷たさを感じる。

目覚まし時計誰かに購入。

眠れず今、

ようやく今、

うとうと。

眠れず眠れず、

切ない香りにうとうと。

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photo by chachaco   『ヌーン・スマイル』

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