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       今までの記憶のかけらの残像です。    小さすぎる私の心のシャッターですが、、、。

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2013年5月

2013年5月 8日 (水)

還暦と牛乳

「とおる!お父さん60になるんだよ、もうすぐ60!」
とびきりの笑顔だった父、本当に嬉しそうな父だったのを覚えている。

自分の年齢を言葉にして、教えてくれたのはあとにも先にもない。
この一回限りだった。
子供の頃、、
僕は頭が悪くて一年に三回も年齢を重ねると思ってた。
お正月に一歳。
旧正月に一歳。
お誕生日に一歳。(笑)

親戚の叔父さんに年齢を聞かれて答えたら、父が笑うよりも早く僕の勘違いを訂正して教えてくれた。(笑)
そんな父は、きっとあなたの年齢をいつも忘れずに指折り数えていたに違いないと思う。

父は、向こうの母や姉の事や二人の妹の年齢を話題にしたことは一度もない。

それだけれど、あなたの年齢を忘れた事はないはずだ。
だって、あなたの事をずうっと愛していたはずだからだ。一度も忘れた事は無いはずだ。

あなたも忘れた事はないはずだ。

いろんな時にあなたを思う。
ファザコンなのかマザコンなのか(笑)
僕は大の大人だけれども、未だにまだ乳離れしていない。

なんだかんだ有るけれど、魅惑的なおっぱいに母性を感じて吸い寄せられてしまう。
で、ミルク。
青森の外れなのに何故だか北海道の函館牛乳を飲んで育った僕。
最近分かったのだが、偶然気が付いて驚いて万歳したのだが、近所のスーパーであの函館牛乳を見つけた。
甘くてコグがある、めちゃめちゃ美味しい牛乳だ!

なんといっても、その函館牛乳が大好きな父だった。
「売れなくて困っているから買って飲んでみたら美味しかった!」

父がそれ以来、まとめてなん十本も買って近所にお裾分けして美味しさを広めた。しまいには自分はお肉屋さんなのに取り引きをして販売を初めてしまった。

お仕事帰りにスーパーがあいてたら買って帰ろ!

近くて遠い還暦に父の大好きだった函館牛乳を思い出した。
あ!父のわらいがおも。

父も皆も優しかった。

2013年5月 3日 (金)

神楽坂

待ち合わせてPAULに行った。タルトとコーヒー、サンドイッチを食べた。少し明るかったのに、いつの間にか曇り空に雨も混じって窓の外はすっかり夜になってた。
それから二人でおよそ四時間を過ごした。そこを出てから銀座に向かったし、帰りは千駄木のお家まで送った。そのあと、ひとり団子坂を変な感慨に浸りながら登ってた。
今日、あそこで会って過ごした間に有ったことや、初めて話したり聞いたりしたエピソードを思い出していた。
それをまるでテレビで見たかのよにドラマ仕立てにした。それは楽しい思い出話になったのだけれど、心の奥にそっとしまって置く事にした。だって、誰にも話せない事ばかりです。
だから、こんな感情の起伏もなく、思い入れも無いつまらなそうな雰囲気だものね。本当はめちゃめちゃ楽しかったんだよ。
数日前にあった郵便局強盗事件の辺りを過ぎて交差点を抜けた。
ようやく帰宅したら今までに無い感じの脱力感が体を襲った。
まるっきり僕らしくなくて慌てた。で何と無くコーヒーをいれた。その一杯で体も温まった。哀しい思いは更に癒された。
僕は思いっきり安くさい。マンション前まで見送った。あのあと自室にたどり着いたか心配だったから無事か電話をした。元気にしてた。ほっとした。
何故か急に懐かしさがこみあげて来て涙が落ちた。部屋には他に誰もいないから、静かに目を閉じたままにした。僕はさっきまでいた神楽坂のあの店での出来事を思い出して見た。そしてまた、そのドラマは始まり最後には千駄木のお家まで送って終わる、、、
それを馬鹿げているけれど何度か繰り返したんだ。

娘は眩しくキラキラに輝いて、笑顔でタルト・オ・ショコラ美味しそうに食べてたんだよね。
で、どうだったかって?
うん、チョコレートが沢山詰まってるんだよね、
少ししょっぱいかもね。
うん今までに無いくらいに甘くほろ苦がったよ。
とても美味しかったよ。
いちばん一番好きかも。
今度いつかだね。

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